困った時に助けてくれる人

2020年08月12日

私は昔教師をやっていました。しかし、定年間際に自分のやりたいことを見つけ辞職。それは畑でした。社会に振り回されずゆっくり過ごしたかった。
ある日、久しぶりに夜仲間とお酒を飲んでいた帰り道でした。若い女性が声をかけてきました。「おじさん、なんでもするから困った時に助けてくれる人になってよ。」困った時に助けてくれる人なんて世の中そんなに甘くない。それにその女性から私と同じお酒の臭いがしました。酔った勢いかと思い私は「水でも飲んで頭を冷やしなさい。」と言って自分用に買っていたお水を女性にあげ女性はそれを受け取りその場を去りました。
パトロン募集をして見つけたお金くれる人
しばらくすると、一緒に畑仕事をしている哲郎に彼女が出来たと喜んでいました。哲郎は56歳。まだ若いのに妻に先立たれ1人で生活を送っていました。私には嫁がいるから孤独を感じる時間はないけれど哲郎は違う。だから彼女が出来たと報告されて凄く嬉しかった。しかも哲郎からの口説いたのではなく女性から逆ナンされたと言われました。しかも、若い女の子。その話を聞いて今時の若者は凄いなと思い写真があるといって携帯を見せてもらうと見覚えのある女性でした。この前私にお金が欲しいといっていた彼女ではないのかと思いました。哲郎は私と同じ感じで彼女から声をかけられていました。それもお金に困っているから助けてと言われたみたいです。哲郎は私と違いお金をあげたらそこからこまめに彼女と連絡を取る関係になったと喜んで話していました。変な女に引っかかるなと思っていましたが、哲郎の喜ぶ姿。恋している姿を見ると俺もその彼女に会ったことは黙っておこうと思いました。
素人主婦
タダマン

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